ベルカント・ガラ・コンサート 無事終えました。
ヨーガのマントラを唱えるにあたり、発声の勉強として声楽を始め、約2年。
教えていただいてる先生から、「もうそろそろコンサートに参加してみてはどうでしょう?」とお話をいただき、少し迷いましたが、(なんせ半年ほど前だったので)体験する勇気も大事だと思い、
清水の舞台から飛び降りるつもりで…挑戦してみました。
ただ、アトリエのオープンもあったりと、時間的に練習する時間が少なく、えらいこっちゃっと思っていた矢先に、体調を崩してしまい、特に私は気管支が弱く、すぐ喉にきちゃうので
コンサートでは思うように声も出ず、正直私としては不本意な結果となってしまいました。
ただ声楽の練習から、心と体の使い方の難しさを学べて、どうしたら楽に気道が開くのか、声が伸びるのかが自分なりにぼんやりとですが、気づきがありました。
また新たな身体へのアプローチの発見の予感あり!
来年のコンサートでは、身体の進化とともに、リベンジしたいと思っています。
今回のベルカント・ガラ・コンサート会場は、東京 雑司ケ谷音楽堂、
こじんまりとしているものの、ザ・クラッシック って感じでなかなか風格もあり、
扉を開けてホールへ足を踏み入れると
重厚で静謐な空気感、音楽をするための神聖な場所を感じさせます、まさに音楽堂という名前がしっくりきます。
ピアノはスタンウェイB型 このピアノとともに私のような素人が歌えるなんて、なんてハッピー!
歌がちょっと…ということであれば、衣装でカバーするしかない!ということで、
曲に合わせて二着用意してみました。
まず一曲目は日本歌曲「出船」、この曲は杉山長谷夫氏が作曲、詞は、大正七年冬、十九歳の勝田香月氏が、たまたま訪れた秋田県の能代港の粉雪舞う港の情景に郷愁を覚えて作ったといわれています。
[歌詞]
暗い波間に 雪が散る
船は見えねど 別れの小唄に
沖じゃ千鳥も 泣くぞいな
今鳴る汽笛は 出船の合図
無事で着いたら 便りをくりゃれ
暗いさみしい 灯影の下で
涙ながらに読もうもの
最初先生から、この曲はみぞかわさんに合うから と言われ、楽譜を渡されましたが
まったく知らない曲で、聞いてみれば第一印象は「暗~い」…
ですが、唄えば唄うほど なんというか日本の心 を感じさせるんですよね。
この情緒的な想曲にはKIMONOドレスの黒、ヘアーには紫系のヘッドドレスで唄いました。
このKIMONOドレスは、先週のゴシック倶楽部にも着用しました。
二曲目は「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」、これは有名ですよね。
もちろん英語ではなく、イタリア語で歌います。イタリア語では「Con te partiro(コンテ・パルティロ)」 イタリア語は下を巻かないといけないので大変。まだいまだしっかり巻けません。
この曲は、実は別れの歌ではなく旅立ちの歌なんです。そのため結婚式で歌われることも多いそうなので、華やかな装いで、またまたKIMONOドレスの黄色に、スパンコールをつけ、後ろにバタフライの暖簾をくっつけちゃいました。
この二着が、びっくりするぐらい大絶賛で、残念ながら歌の感想はなく…
ですが、ドレスのセンスがいい、品があると また音楽堂のオーナーからも褒められ
大満足の私でした 来年リベンジのコンサートでは、何を着ようかしらと…そっちの方に意識が向いちゃってたり
ダメダメ、しっかり歌も唄いこなせないとね…
日本歌曲に惚れこんじゃったみたいで、石川啄木氏の「初恋」なんぞ唄ってみたいわ
コンサート後は 応援に来てくれた主人と一緒に打ち上げ
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